財布の素材 - 皮革から選ぶ財布の選び方

あなたは財布を選ぶ際にどのような基準で決めているでしょうか。肌身離さず持ち歩く財布。物によっては1年~2年ではなく、5年~10年という長い期間でお付き合いすることも出来る革財布。それは長く使えるほどの素材を選ぶことはとても大事なことです。
財布を選ぶ際のポイントとして、以下のようなものが挙げられます。

・価格
素材
・ブランド
・種類(形)
・色

「革」と一言で言っても多くの種類があるということは周知の通りですが、どのような革がどのような特徴を持ち、国内で多く使われている素材はどのようなものなのか。それに見合った価格は…。と考える人はそれほど多くはないはずです。
本ページでは国内外で財布に使用されている「革」にピックアップして紹介していきます。革から財布を選ぶという見方であなたの新しい財布への出会いが増えることを祈っています。

ボックスカーフ

ボックスカーフ
革はタンニン鞣しとクロム鞣しという鞣す方法で大きく二つに分けることができ、ボックスカーフは後者のクロム鞣しを行った革です。
クロム鞣しは塩基性硫酸クロムと呼ばれる化学薬品を使用して鞣しが行われ、経年変化がしにくい比較的薄くて軽い革が出来上がります。
ボックスカーフはクロム鞣しの代表的な革と言ってもいいほどよく知られた革で前述の通り経年変化は控えめで、表面には瑞々しい艶があるのが特徴的。

あまり経年変化せずキレイな状態で保たれるため主にビジネスやフォーマルなシーンで活躍してくれます。また黒との相性がよくスーツの内ポケットに入れておく長財布などはボックスカーフがおすすめです。
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コードバン

コードバン
言わずと知れたコードバンは「革の王様」と呼ばれるほど革の中ではブランド化されています。コードバンは馬のお尻の部分を使用しており、その張り・艶が人々を魅了しています。水に弱いという弱点を持ちながらも非常に耐久性に優れた革で、使い方次第では5年以上もお付き合いができる革です。

人気も高く希少価値も高いため、どこのブランドでも牛革よりも高めの価格設定となっていますが、これからのパートナーにしたいという考えであれば、価格相応の価値は十分にあります。
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ブライドルレザー

ブライドルレザー
ブライドルレザーはコードバン同様に人気の牛革です。タンニン鞣しを施した革に時間を掛けて蝋を塗り込んでいきブライドルレザーは出来上がります。ブライドルとは「馬具」のことで、強い耐久性が求められる馬具同様にブライドルレザーは比較的頑丈な皮革です。

ブライドルレザーには革表面に蝋が浮き出てきたブルームと呼ばれる白い粉が現れるものがあり、それこそがブライドルレザーの証という見方も出来ます。またイギリスの代表革と言ってもよくイギリスのレザーブランドであるホワイトハウスコックスやエッティンガー等の主力レザーとして扱われています。
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ミネルバボックス

ミネルバボックス
ボックスカーフのような経年変化しづらい革とは逆に顕著に経年変化が現れる革としてミネルバボックスがあります。ミネルバボックスはイタリアにあるバダラッシ・カルロ社というタンナーが作る革のひとつで、イタリアに伝わるバケッタ製法と言う伝統製法によって作られる歴史ある革です。
経年変化に富んだミネルバボックスは使用してく毎に色が濃く、艶が増し、アンティーク感が強くなる正に「味のある」革と言えます。上記に挙げた革よりも比較的柔らかく、馴染みやすい革です。

ミネルバボックスには不均等なシボがあり、シボのないツルツルした表面のミネルバリスシオという革と同様に世界的に人気の革です。国内のレザーブランドでも財布の外側や内側などに使われています。
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ヌバック

ヌバック
他の皮革と肌触りが一線を画するのがヌバックです。ヌバックとは起毛加工された革のことで、通常のツルツルした革とは異なりしっとりとした肌触りが良い革です。
ヌバックと同様にスエード等の起毛加工された革は他にもありますが、ヌバックは財布に使用されたものが比較的多い起毛革です。

ヌバックは起毛加工されているためしっとりと良い肌触りなのですが、使用してくにつれてしっとり感はなくなり飴色に近い色へと変化していき独特の艶が生まれる経年変化を見せる特徴を持ちます。
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クロコダイル、リザード

クロコダイル
最高級の名が相応しい革として君臨しているのがクロコダイル、ワニ革です。エキゾチックレザーとも呼ばれており、牛革とは異なり見る人に与えるインパクトがあります。
比較的安価な型押しから本物のクロコダイルの革まで価格も幅広くありますが、最高級となるとかなりの値が張るクロコダイル。

一言に「ワニ革」と言っても多用な種類が存在し、当サイトではクロコダイル革の入口付近について紹介しています。
持つ人を選ぶ革とも思えるクロコダイルですが、古くから男女共に人気のある革界の重鎮のような存在ですね。
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