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LITSTA(リティスタ)懐かしく新しいこだわり革のミニ財布

リティスタの財布
私たちの身の回りには財布や鞄を始めとして、多くの種類の革製品が存在していますが、それらを見ていくとやはり欧州の皮革には非常に魅力あふれる面白い革が多いことに気が付かされます。

今回は、その中の魅力あふれる革の一つであるイタリアの名門タンナーであるバダラッシカルロ社が鞣すプエブロレザーを使用した非常にユニークな小銭入れがあるのでご紹介致します。そのユニークな小銭入れを手掛けるのがメイドインジャパンブランドのLITSTA(リティスタ)です。

リティスタのコインウォレットと純札入れ

2010年にスタートしたブランドのLITSTA(リティスタ)には、種類はそれほど多くはありませんが、主力の小銭入れを始めとしたお洒落な財布達がありますので、ひとつずつ見ていきましょう。

コインウォレット2(ドラーロ)

コインウォレット2(ドラーロ)

リティスタの話題のコインウォレット。見ての通り一般的な小銭入れとは異なり、金属のコインホルダーが一体となっている実用性に特化したコインケース。500円玉から10円玉をホールドできるようになっており、几帳面な方や小銭を頻繁に使用する方にはピッタリ。開いた反対側には通常の小銭入れも付いているため1円玉や5円玉の収納も困りません。使用している革にはシボが特徴のドラーロ、起毛革のプエブロの2つの種類が用意されています。上記の商品画像はドラーロ。
価格9,720円
素材プエブロorドラーロ

コインウォレット2(プエブロ)

コインウォレット2(プエブロ)

上記と同様のコインウォレット。こちらに使用されている素材がバダラッシカルロ社のプエブロレザー。シボが特徴的なドラーロとは全く印象が異なった起毛革。手触りはザラザラとしておりスムースレザーとは違うアンティー感のある革ですが、使用していくにつれて革に染み込んである脂が浮き出て起毛は寝るためすべすべとした手触りとエイジングし、味わい深い艶と色へと変化していく様を楽しむのは革の醍醐味となっています。
価格9,720円
素材プエブロorドラーロ

長札入れ(ドラーロ)

長札入れ(ドラーロ)

リティスタの純札入れ。是非とも上記のコインウォレットと一緒に持ちたいアイテム。お札入れが2つ、カードポケットが7つ、フリーポケットが2つ用意されており、紙幣は最大で30枚程入るように作られています。お札は取り出しやすい扇形の札ホルダー。取り出すというよりもお札をスライドさせるだけでサッと取り出せる感覚は病みつきになるかもしれません。上記の画像はドラーロを使用した純札入れ。
価格16,200円
素材プエブロ or ドラーロ

長札入れ(プエブロ)

長札入れ(プエブロ)

こちらは上記同様の純札入れ。素材だけが異なり、イタリアのバダラッシカルロ社のプエブロレザーを使用しており、暖かい色が特徴的な起毛革。ザラザラした質感からエイジングにより艶が生まれスムースレザーのようにすべすべとした手触りになる経年変化をお楽しみいただける逸品です。
価格16,200円
素材プエブロ or ドラーロ

Coin Wallet3

Coin Wallet3

こちらはリティスタのコインウォレット2に改良を加えた最新モデル。カードポケットとお札入れが増えており、コインウォレット2では単なる小銭入れとしての役割でしたが、それ以上のシーンで使えるようになったのがこの「3」です。「2」では少し物足りないと感じた方におすすめです。現在、使用している素材はイタリアのバダラッシカルロ社が誇るプエブロレザーのみとなっています。
価格17,280円
素材プエブロ or ドラーロ

プエブロとドラーロの経年変化

リティスタのコインウォレットと純札入れにはカラーバリエーションにより二つの皮革が使われています。

プエブロ

一つ目はイタリアの老舗タンナーであるバダラッシカルロ社が鞣すプエブロです。イタリアの革の本場とも言われ、多くの鞣し業者であるタンナーが軒を連ねており、世界の多くのブランドがイタリア産の本革を使用しています。その中でも名門タンナーと呼ばれるバダラッシカルロ社はミネルバボックス、リスシオと言った非常に人気の高い製品を世に送り出している老舗タンナーです。

このプエブロは革表面をやすり等で擦りわざと毛羽立たせた起毛革のひとつです。よって、ツルツルとしたスムースレザーではなくザラザラとしたアンティーク感あるヌバックレザーです。手触りや質感は革の中では異色のポジションではありますが、プエブロを始めとしたバダラッシカルロ社の革は鮮やかでありながら暖かみのある色合いが特徴的です。

こちらはプエブロレザーのブルーグリーンを約1年半使用した画像です。革は馴染み画像ではわかりませんが、すべすべとした質感となっています。どちらも綺麗にエイジングしているのがよくわかります。
プエブロのエイジング

ドラーロ

次に、プエブロに負けずとも劣らない革表面に広がるシボが特徴的なドラーロという革。このドラーロはイタリアの有名タンナーであるワルピエ社が鞣すブッテーロという人気革に型押しを施した革です。ハイブランド等で型押しされたフェイクレザーをよく見かけますが、このドラーロはフェイクレザーとは異なり、非常に経年変化する皮革です。

オレンジカラーのエイジングです。左が未使用、右が役10ヶ月使用したドラーロです。色が濃くなり艶が生まれているのがおわかりいただけるでしょう。
ドラーロのエイジング

どちらも革の本場であるイタリアで生まれたこだわりの皮革です。優劣は付けられず好みの問題となっていまうのですが、ドラーロは表面にシボがあるため小さめの傷などは目立ちにくいというメリットがあります。

実用性に長けたコインホルダー

コインホルダー
リティスタのコインウォレットの最大の特徴といえるのがコインウォレット2、コインウォレット3に備わっているコインホルダーです。コインホルダーには…

10円硬貨が8枚
50円硬貨が8枚
100円硬貨が8枚
500円硬貨が5枚

これらを収納することができ、1円玉と5円玉は別途フラップポケットが用意されています。
この真鍮製のコインホルダーを使用することによるメリットとデメリットがあります。

まずメリットとして挙げられるのは他のコインケースと比較して硬貨を多く持ち運べるということです。一般的な小銭入れにはジップタイプや馬蹄型、ボックス型等がありますが、硬貨を一定方向に整然と収納できるため従来の小銭入れ以上の硬貨を収納することができます。
次に一目瞭然のことで、硬貨の取り出しやすさは言うまでもありません。時と場合により電子マネーが普及した現在でも硬貨が必要なシーンは多くあります。その際にこの財布ほどスマートにだせる小銭入れはないでしょう。
3つ目に挙げられるのが革と硬貨が擦れることによる革の劣化を防げることです。革の小銭入れを始めとし、長財布や二つ折り財布にも小銭入れ部分は、汚れた硬貨が擦れることにより裏地がすぐに汚れるという面がありますが、真鍮製のコインホルダーでは、その心配がありません。

反対にデメリットとして挙げられるのが、折りたたんだ際に真鍮のコインホルダーと接触する革部分が劣化しやすいという点です。どうしても真鍮の方が硬い材質のため革に跡が付いたりすることがあります。
そのため、革を可能な限り綺麗な状態のまま使用したい方は、折りたたんだ状態で必要以上の圧がかからないように、お尻ポケットに入れて座ったり、重たいものの下敷きにならないようにという普段の心遣いが必要になります。