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マットーネとは?経年変化に富んだココマイスターの代表革

マットーネクロコダイルやコードバンと言った皮革の大御所に比べればあまり聞く機会が少ない「マットーネ」。聞き覚えのある方はすぐに日本のレザーブランドであるココマイスターを思い浮かべるのではないでしょうか。
それもそのはずで、国内においてココマイスター以外でマットーネを使用している財布を見たことがありません。イタリアの伝統製法で生み出されたマットーネは、味のある風合いと経年変化が表れやすいココマイスターの人気シリーズです。

本ページでは、実際に購入したマットーネの二つ折り財布「マットーネ マルチパース」と併せて、ココマイスターの「マットーネ」についてご紹介していきます。

マットーネ財布の一覧

僕は二つ折り財布が大好きなので、マットーネマルチパースを購入しましたが、マットーネシリーズにはもちろん、ラウンドファスナー長財布や二つ折り長財布も用意されています。どれもココマイスターを代表する人気アイテムですので、在庫切れになり気味なのが難しいところですが、是非、あなたの選択肢の一つにしてみることをおすすめします。

ココマイスターで販売されている主なマットーネ財布をご紹介致します。

マットーネの最もスタンダードなタイプの二つ折り財布とラウンドファスナー長財布です。ココマイスターのマットーネシリーズでは内側にはヌメ革が使用されています。外側には6~8色のカラーバリエーションが用意されており、季節限定色というのもあります。また価格面においてもラウンドファスナー長財布が3万円以内に収まっているのもポイントです。

マットーネ マルチパース

マットーネ マルチパース

価格25,000円
素材マットーネ

マットーネ ラージウォレット

マットーネ ラージウォレット

価格26,000円
素材マットーネ

次に、マットーネシリーズオリジナルの財布表面が網目状にデザインされた二つ折り財布とラウンドファスナー長財布です。他ブランドになりますが、ボッテガヴェネタでも見られるデザインですね。価格面ではココマイスターの方が安価となりますが、品質では負けず劣らずの勝負です。
ココマイスターではマットーネシリーズでのみこの網目状デザインを採用しています。

マットーネ オーバー ザ ウォレット

マットーネ オーバー ザ ウォレット

価格37,000円
素材マットーネ

マットーネ オリヴェートパース

マットーネ オリヴェートパース

価格34,000円
素材マットーネ

マットーネ マルチパースの実購入レビュー

先日、ココマイスターが販売する下記の「マットーネ マルチパース」を購入したので、レビューとしてご紹介させていただきます。
財布の購入を検討している方の参考になれば幸いです。

使用期間は写真の段階では一ヶ月程度ですので、まだ経年変化はしていませんが、今後の変遷もご紹介できたらなと思っています。マットーネの財布ということで綺麗な飴色に経年変化をしてほしく色は「ブランデー」をチョイスしました。本財布では黒、ブランデー、ビターチョコ、オリーブ、ブルーハワイの5つが用意されており、黒とブランデーが在庫切れになりやすく、人気色かと思われます。
マットーネマルチパース

外側にはマットーネが、内側にはヌメ革が使用されています。それぞれの経年変化を楽しむことができますので、愛着を持ちしっかりとメンテナンスもしていこうかと思います。カードポケットは写真で見えている箇所が4つ、カードポケットの裏に1つ、札入れの中に2つで計7つのポケットがあります。
マットーネマルチパースの内側

ブランドによってはナイロンや布が使用されている札入れの内側と小銭入れ部分の内側もしっかりとヌメ革が使用されています。小銭入れ部分が汚れやすいので、小銭の入れ過ぎや汚い小銭などには注意が必要ですね。
マットーネマルチパースの小銭入れ

最後に革の端の部分であるコバを見てみましょう。二つ折り財布は特にですが、後ろポケットになんか入れていれば最初に痛みやすい部分となります。写真のように綺麗にコバ塗りが行われています。
マットーネマルチパースのコバ

コードバンやブライドルレザーに比べマットーネは柔らかいという印象を持っていましたが、やはり購入当初は本革ですのでしっかりとしています。一ヶ月が経ち徐々に柔くはなってきていますが、まだ自分の手に馴染んだとは言えない状態です。革財布の醍醐味は自分好みの折り曲げ方や使い方により、その人の手にフィットするような経年変化をすると言われていますので、今後が楽しみでなりません。また、ココマイスターの革講座によればマットーネはメンテナンスが楽な皮革なので、面倒くさがりの方にもおすすめということです。

伝統製法で生み出されるバケッタレザー

市場には様々な毛皮や皮革のアイテムが存在しますが、マットーネは最もポピュラーな牛、その中でも生後約6ヶ月以内の仔牛の皮を使用した皮革です。マットーネの特徴はその加工方法にあります。

マットーネを生み出す技法は「バケッタ製法」と呼ばれ、バケッタ製法で作られた皮革のことをバケッタレザーと言います。有名所で言えばミネルバボックスやミネルバリスシオもバケッタレザーに含まれており、皮革として世界的に認められている品物です。

フィレンツェ
バケッタレザーの起源は、皮革の本場であるイタリアです。この製法は驚くべきことに10世紀の歴史を持ち、現代でもその技術はイタリアの職人たちに受け継がれています。植物の渋成分で鞣しを行い、いくつもの工程を手作業で一つ一つ時間をかけてゆっくりと行われます。ゆっくりと時間をかけてオイルを染み込ませていくため、革内部までしっかりとオイルが染み込み、乾燥によるヒビ割れ等が起きにくい製品となります。

このようなイタリアに伝わるバケッタ製法でココマイスターの「マットーネ」は生まれるのです。