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イタリアンレザー 歴史ある皮革を使用したおすすめメンズ財布

「イタリアンレザー」この単語を聞いただけでなんだかお洒落なものを連想してしまいます。皮革の文化が浅かった日本とは反対に革の文化が深く根付いている国イタリア。日本のブランドでも財布にかぎらずイタリアンレザーを使用しているものは数多くあります。

中には1000年もの歴史を持つ皮革もあり、「本場」の皮革と言っても過言ではありません。特にイタリアのトスカーナ地方では数千社のタンナーが存在しており、街自体が皮革の生産工場とも言える規模となっています。

名門タンナー

トスカーナ地方では数千社ものタンナーがあれば良し悪しもあることでしょう。その中でも日本にまで名声を轟かせている名門タンナーが存在します。
それが以下のタンナーです。

・バダラッシ・カルロ社
・ワルピエ
・オリーチェ

バダラッシ・カルロ(BADALASSI CARLO)

イタリアのタンナーの中で最も世界的に知られているのがバダラッシ・カルロ社です。1000年続く長い歴史を誇るバケッタ製法を用いて生み出される皮革はバケッタレザーを呼ばれ、一時は衰退してしまいましたが、現代に復活させたのがこのバダラッシ・カルロ社です。

工程内では化学薬品を使用せずに植物性タンニンを持ちいて時間をかけてゆっくりと鞣し、牛脚油をさらに時間をかけて染み込ませていきます。浸透しにくい固形オイルですので、製品になった後でもオイルは抜けにくくしっとりとした皮革が生み出されます。

バダラッシ・カルロが生み出す皮革で日本のブランドでも多く使用されているのが「ミネルバボックス」です。
ミネルバボックスは素晴らしいエイジングが特徴で、表面には空打ちと呼ばれる工程でできる皺があります。

マルティーニ・クラブウォレット

マルティーニ・クラブウォレット

価格38,000円
素材ミネルバボックス

イントルノ ポルタフォーリオ

イントルノ ポルタフォーリオ

価格29,000円
素材ミネルバボックス

ワルピエ(Walpier)

イタリアのトスカーナ地方の老舗タンナーであるワルピエ。ワルピエが生み出す皮革で非常に人気のあるのが「ブッテーロ」と呼ばれる皮革です。ブッテーロは成牛のショルダーを使用しており比較的厚みがあり、張りのある皮革です。またイタリアンレザーらしく植物性タンニンで鞣されており、ミネルバボックス等と同様にエイジングがしやすく、透明感のある皮革として人気があります。

パティーナ ラウンドファスナー

パティーナ ラウンドファスナー

国産ブランドのココマイスターのパティーナシリーズでは、ワルピエのブッテーロが表裏に使用されています。ブッテーロをラウンドファスナー長財布から二つ折り財布まで選べるのはまずココマイスターだけなのですが、その希少価値のため現在の品切れになっている財布は当分品切れのままとのことです。また店頭販売では取り扱いしておらずWEB限定品となっています。
価格23,000円
素材ブッテーロ

オリーチェ

ワルピエ同様、トスカーナ地方にある植物性タンニンで鞣しているタンナーのオリーチェ。また皮革製品を販売しているオリーチェというブランドがあります。ロゴにはアフリカに生息している山羊のようなオリーチェという描かれており、オリーチェの財布には表面や裏面に刻印がなされています。バダラッシ・カルロ社やワルピエ社よりも知名度は低いが、比較的安価でコストパフォーマンスに優れているメリットがあります。

オリーチェ バケッタレザー 二つ折り財布

オリーチェ バケッタレザー 二つ折り財布

価格11,880円 (2016年9月5日現在)
素材牛革

革の歴史 バケッタレザー

前述の通り、イタリアを代表する皮革としてバケッタレザーがあります。
バケッタレザーとは、イタリアの北部に1000年も前から受け継がれる化学薬品を使用しない自然の植物性のタンニンを使用して鞣した革のことを指します。古くは一般的なレザーでしたが、現在ではその手間・労力のコストが掛かり過ぎるために衰退の一途を辿っており、行っているタンナー自体が少ないため希少価値が高くなっています。

バケッタレザーを始めとしてイタリアンレザーの多くは経年変化に富んでおり、使い続けることにより皮革の良さが最大限に引き出されます。そのため、単に「良い革、良い財布」を持ちたい方にはあまりおすすめできず、エイジングすることを醍醐味として楽しめる方にとっては非常に価値のある皮革です。

そのバケッタレザーに代表されるのがミネルバボックスです。非常に強いコシが持ち、柔らかい風合いを持つ皮革で、古くから愛され続けてきた皮革の一つです。
当サイトではミネルバボックスを使用した財布もまとめていますので…

ミネルバボックス財布のブランド別一覧

こちらもご参考にしていただければ幸いです。