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コードバン財布を買う際に絶対に見るべき3つのブランド

コードバン
皮革の中でダントツに高い人気を誇るコードバン。「皮革の王様」とも称されるコードバンはメンズの革財布でも一目置かれる存在です。牛革より優れた耐久性と高級感溢れる艶のコードバン財布は一度は持ってみたい財布です。

しかし、その人気とは反面、コードバンは年々生産数が減少傾向にあり、日を追う毎に価格設定が見直され高騰している面もあります。それでも高いニーズがあるため、数多くのブランドがコードバンを使用したメンズ財布を販売しています。

コードバン財布の種類が豊富な3つのブランド

日本には数多くレザーブランドが存在しますが、希少性の高いコードバン財布を取り扱うブランドは限られています。その中で長財布や二つ折り財布等の財布の種類を選べるブランドは更に少なくなります。
ここではコードバン財布を購入するにあたり一度は見ておくべき、種類が豊富なレザーブランドをご紹介致します。

Cocomeister – ココマイスター –

ネット上で革財布を探していると一度は見ることになるココマイスター。ここ数年で台頭してきている比較的若いレザーブランドです。欧州産、国産問わず厳選した皮革を使用し日本の職人の手により仕上げられています。
皮革の種類と財布のタイプが豊富なため自分の好みの財布を必ず見つけることができると言っても過言ではありません。
ココマイスターについて更に詳しく

「コードバン」と一口に言ってもココマイスターには3種類のコードバン財布があります。この3種類ではコードバンの原産国・タンナー・加工方法が異なり、希少価値にも違いがあるため、価格にも幅があります。3種類のコードバンを使用した財布をそれぞれの特徴と一緒に見ていきましょう。

コードバン ラウンド長財布

コードバン ラウンド長財布

まず1つ目となるのが、国産コードバンを外装に使用し、内装には欧州産のヌメ革を使用したコードバンシリーズ。内外のコントラストが良く映え、ヌメ革とコードバンのそれぞれの経年変化を楽しむことができます。また、このコードバンは蝋を染み込ませており、ブライドルレザー同様に新品には白い粉のブルームが出ています。このブルームを磨き上げることにより一層艶と光沢を堪能することができます。
価格54,000円
素材コードバン

マイスターコードバン・スカイスクレーパー

マイスターコードバン・スカイスクレーパー

2つ目は、外装に国産タンナーが作り上げた水染めコードバン、内装にはイタリアンレザーの名門中の名門であるバダラッシ・カルロ社が手がけたオイルレザーを使用したシリーズ。1つ目のコードバン財布よりも外装、内装ともにワンランク上のシリーズにあたります。水染めコードバンは時間をかけてゆっくりと染料を染みこませるため皮革本来の風合いを残しつつ、綺麗な艶と光沢を生み出します。
価格70,000円
素材コードバン

シェルコードバン アーチデューク

シェルコードバン アーチデューク

最後の3つ目は、コードバンの中でも最高峰と名高いアメリカの名門タンナーであるホーウィン社が作るシェルコードバンを贅沢にも外装内装に使用した無双シリーズ。ホーウィン社のシェルコードバンはオイルがたっぷりと染み込ませてあり、植物性タンニンにより鞣されているため、経年変化に富んでいるコードバンです。使用していく中で刻々と表情を変え、奥深い艶が世界の皮革ファンを魅了してきました。
価格120,000円
素材コードバン

いかがでしょうか。ココマイスターのコードバン財布は純国産コードバンから米国ホーウィン社のシェルコードバンまで3つのシリーズが用意されています。忘れてはいけないのが、これらの3つのシリーズにはそれぞれ…
・ラウンドファスナー長財布
・かぶせ蓋タイプ長財布
・二つ折り財布
・小銭入れ財布
・名刺入れ
5つ以上の財布の種類が取り揃えてあります。皮革の種類と財布の種類が群を抜いて豊富なココマイスター。どんな皮革があるのか、公式オンラインストアを覗いてみるだけでも楽しめます。

CYPRIS – キプリス –

キプリスは一生付き合える本質的価値のあるものづくりを基本理念としているレザーブランド。皮革の種類も豊富に取り扱っており、もちろんコードバン財布も数種類のシリーズがあります。
ココマイスターのコードバン財布同様に国産・米国産のコードバンを使用したいくつかのシリーズがあり、内装との組み合わせにより多用な財布が用意されています。またキプリスの特筆すべき点は日本の卓越した職人たちが行う縫製技術にあります。「菊寄せ」や「風琴マチ」等のように技術に名称が付けらている他、キプリス独自の皮革「シラサギレザー」等もあるように皮革へのこだわりの強さが各所で見られます。

それぞれのシリーズに長財布から二つ折り財布、小銭入れが用意されており、自分好みの財布を見つけることができます。また一つ一つ手間を時間をかけて作るレザーブランドでは品切れ状態が続くことが多いのですが、キプリスは安定した供給量があり、希望の財布を待たずにすぐに購入できるメリットがあります。

長財布 オイルシェルコードバン ~アンフィニ~

長財布 オイルシェルコードバン ~アンフィニ~

キプリスで人気の「アンフィニ」シリーズ。この財布にはたっぷりとオイルを染み込ませたコードバンが外側はもちろん、内側にも使用されているコードバンの無双タイプです。オイルをたっぷと含んだコードバンはより一層に重厚感のある艶があり、一目見ただけでその存在感に驚かされます。使い始めはコードバン特有の硬さがありますが、使用していくと伴に使用者の手に馴染み、自分だけのコードバン財布へと変遷していきます。
価格86,400円
素材コードバン

ナチュラルコードバン 二つ折り財布

ナチュラルコードバン 二つ折り財布

コードバン財布には珍しい染色を行っていないナチュラルコードバンを使用したシリーズ。使い始めは商品画像のように非常に明るい色ですが、使用していくに連れて色は濃くなり、艶が増していきます。使い方にもよりますが、半年程経つとブラウンやキャメル色に染色したかのように自然な色へとエイジングしていきます。正に「使い続けることにより完成品となる」コードバン財布です。
価格41,040円
素材コードバン

ホーウィンコードバン&ナチュラルーコードバン 長財布

ホーウィンコードバン&ナチュラルーコードバン 長財布

外装に米国ホーウィン社で知られるシェルコードバン、内装にはナチュラルコードバンを使用したシリーズ。内外2種類のコードバンのコントラストが良く映えており、ナチュラルコードバンは言うまでもありませんが、ホーウィンシェルコードバンも経年変化に富んだコードバンですので、それぞれの変化を楽しむことができます。このシリーズはどのブランドのコードバン財布にも引けをとらない逸品です。
価格129,600円
素材コードバン

GANZO – ガンゾ –

国内において評価の高いレザーブランドのガンゾ。厳選された皮革の質と安定した縫製技術が高い評価を受けています。上記の2つのブランド同様に様々な皮革シリーズを取り扱い、コードバン財布も国産・米国産があり、それぞれにラウンドファスナー長財布から二つ折り財布が用意されています。コードバン以外にもクロコダイルやリザード、カモフラージュ柄等多くのシリーズが展開されているため、公式オンラインストアを覗いてみることをおすすめ致します。

上記の財布は国産コードバンを使用したシリーズ。このシリーズでは水染めコードバンを使用しており、海の奥底のような透明感のある艶が特徴的です。内装にはヌメ革が使用されており、内側中央部分にガンゾ特有のロゴが刻印されています。

ガンゾのコードバン財布

ガンゾの二つ目のコードバンシリーズ。内外どちらにもアメリカシカゴの名門タンナーであるホーウィン社のシェルコードバンを使用しています。コバはガンゾ特有の切り目仕上げを施しており、圧倒的な高級感と存在感を放っています。

希少性の高いコードバンを豊富に取り揃えている日本を代表する3つのブランドをご紹介させていただきました。それぞれに見られるのがアメリカのホーウィン社のシェルコードバン、更には国産タンナーが生み出す国産コードバンを使用した財布シリーズです。しかし、それぞれのブランドでは全く印象の異なった財布が作られていることがわかりますね。
どれも一進一退、一長一短の出来です。コードバン財布は非常に人気が高いため在庫切れ状態になることが珍しくありません。公式オンラインストアへ足を運び、運良く在庫があった場合、早めの決断をおすすめいたします。

コードバンを生み出す2つの名門タンナー

コードバンは希少価値が高い皮革として知られていますが、コードバンの中でも世界的にも評価を集めるタンナーがふたつあります。シカゴの「ホーウィン社」と日本の「新喜皮革社」です。両社ともコードバンを鞣すことのできる数少ないタンナーで優劣は付けられませんが、知名度や価格はホーウィン社が高い傾向にあります。

ホーウィン社

1905年にシカゴでスタートして以来、最高級のコードバンタンナーとして認知され、その中でも商標登録されている「シェルコードバン」は、「ホーウィン シェルコードバン」のように記述され、日本のレザーブランドでも使用しているブランドがあります。
しかし、世界的にも人気のホーウィン社のコードバンは希少価値が高く、供給量も少ないため、シェルコードバンの財布は高値で取引される傾向があります。

新喜皮革社

そして、もう一つ国内において人気かつ唯一のコードバンタンナーが「新喜皮革社」です。兵庫県姫路市には80を越えるタンナーがありますが、コードバンを鞣しているタンナーは新喜皮革社のみとなります。1951年にスタートし今では世界的にも知られるタンナーへと成長しました。工程には約10ヶ月もの歳月をかけ丹精込めた皮革は日本のレザーブランドでも多く使用されています。また、タンナーである新喜皮革社がスタートとした「ウォームスクラフツマニュファクチャー」というオリジナルブランドにもそのコードバンを使用した財布が並べられています。

WHITE WAX THE CORDVAN

WHITE WAX THE CORDVAN

新喜皮革社が母体となりスタートしたレザーブランドです。非常に名前が長く覚えづらいのが印象的です。60年以上もコードバンを専業としていたため、世界的にも認められているタンナーですので、提供している財布や鞄も折り紙つきです。しかし、他のレザーブランドと比べてまだ小規模なため供給量も少なく在庫数に難があることが見られます。
価格60,480円
素材コードバン

コードバン財布を取り扱う日本製ブランド一覧

上記で紹介したブランド以外にも高品質のコードバン財布を取り扱うブランドは数多く有ります。ここでは日本製に限定し、おすすめのレザーブランドをご紹介致します。

万双

万双は日本の職人が手掛けるメイドインジャパンの国産ブランドです。人気のコードバンの財布を始めとした革製品には「菱縫い」という万双独自の縫い目が特徴的です。また革製品への誇りとこだわりを持っている反面、他の革ブランドよりも低価格なのも消費者にとってはチェックすべきポイントです。しかし、ハンドメイドのため品切れ状態が続くこともあるためそこが弱点となっています。
» 万双の公式オンラインショップはこちらから

YUHAKU – ユハク –

2009年にスタートした比較的新しいユハクは染色技術に特色を持つレザーブランドです。財布に見られる様々なパターンのグラデーションは持つ人を魅了する色合いとなっています。一言にグラデーションと言ってもシリーズにより濃いグラデーションや主張し過ぎないグラデーション等様々です。このユハクにも綺麗な色のコードバンが用意されており、他の人とちょっと差を見せたい方にはおすすめのブランドです。
» ユハクの公式ホームページはこちらから

土屋鞄製造所

土屋鞄製造所はランドセルや鞄の製造で知られていますが、質の良い革財布も提供しています。他のレザーブランドよりも財布の数は少ないものの艶やかなコードバンの財布を日本の職人たちが縫製していきます。品質的には非常に高い評価を受けているため近くにある場合実店舗で確認するのもおすすめです。
» 土屋鞄製造所の公式オンラインショップはこちらから

ソメスサドル

ソメスサドルは北海道の歌志内市から馬具作りからスタートしました。ブランド名にあるサドルとは馬具の鞍のことで、現在では砂川市に工場を構えています。洞爺湖サミットの際には各首脳陣にソメスサドルのバッグが贈呈され、品質・ブランド力が高いことがわかります。ソメスサドルの製品の多くは牛革ですが「ハノーバー」というシリーズでは唯一コードバンが使用されているので、チェックしてみることをおすすめします。
» ソメスサドルの公式オンラインショップはこちらから

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